第2回
日本中医会学術大会

第2回 日本中医会学術大会
日本中医学院(北京中医薬大学・日本校)は、開校20数年を誇り、日本に薬膳や中医学というものを根付かせてきた実績があります。そして、これまで輩出してきた卒業生は、医療関係や料理界、飲食業界など、多方面で活躍しております。
しかし、薬膳や中医学というものが根付いたその先には、いったい何があるのでしょうか?
定着したその先に、私たちは何を目指して進んでいったらいいのでしょうか?
古来から続く中医学というものを、私たちはどのように引き継ぎ、そしてどのような方向性を持って進んだらいいのか、その指針となるような学術大会を開催してまいります。
大会テーマ
『未来へ継なぐ中医学』
中医学は今から2000年以上前に中国で発祥した医学です。
綿々と続いてきたこの中医学は、これからも続いていくことができるのでしょうか?
私たちは、この中医学の歴史を引き継ぐ使命を抱いていると言っても大袈裟ではないでしょう。過去の遺産として留まるのではなく、未来へ継ないでいくバトンをどう受け取って進めばいいのか、これからの中医学を考える機会となれば幸いです。
会期
令和7年7月21日(海の日・祝日) 9:40~16:00
会場
日本中医学院
参加費用
会場参加・オンライン参加 現在調整中
※ 受講費は1日通しとなります。
主催
日本中医会
共催
日本中医学院
お申し込み
第2回学術大会参加のお申し込みは、現在準備中です。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、詳細が決まり次第こちらに掲載いたしますので、どうか今しばらくお待ちください。
※ 「受講に際しての注意事項」を本ページ最後にまとめておきましたので、ご参加者は目を通しておいてください。お申込みをしていただいた時点で、これらの注意事項に同意したものとなりますことも併せてご了承ください。
学術大会プログラム
9:30〜
※ 日本中医学院・別館が会場になり、受付も別館入り口に設置してあります。
10:00〜10:10
開会宣言 日本中医学院 学長 韓涛先生
開会挨拶 日本中医学院 植松捷之理事長
10:10〜12:00
『中国医学の過去から未来へ:扁鵲の〈治療世界〉』
講師 角屋明彦先生
過去の見直しがあってこそ未来の見通しもできます。紀元前の大昔、扁鵲(へんじゃく)という特異的な治療家が存在していました。その特異性とは何でしょうか。そして現代に投げかける意味はどんなものでしょうか。中国医学史を貫く〈治療世界系列〉の大きな流れを見据えて、それぞれ自分の位置とめざす方向を考えてまいりましょう。
12:00〜13:00
13:00〜14:00
『日本における薬膳の普及と発展への一考察』
講師 梁蓓 (りょう ぺい)先生
中医薬学・薬膳知識の日本への伝来は、約1400年前の大和・奈良時代(中国の隋・唐時代)に遡ることができます。今回の特別講座では、その後の日本における薬膳文化の受容と発展の過程を踏まえて、現在の日本における薬膳教育とその普及の現状と課題を分析し、さらにそこから、「医食同理」「薬食同源」こそが薬膳普及の原点だと再認識し、日々の薬膳養生による健康維持の重要性、今後の薬膳の可能性と役割へのご理解を深めていただければ幸いです。
講師 梁蓓 (りょう ぺい)先生のプロフィール

梁蓓 (りょう ぺい)先生の著書



14:00〜14:10
14:10〜14:40
「卒業生・活動発表」では、日本中医学院(北京中医薬大学日本校)の卒業生が、学校で学んだ中医学を活かしてどのように活動しているのか、日頃どのような研究をされているかなどを20分程度お話しいただき、その後、座長の先生と共にその活動内容を掘り下げ、皆様とシェアしていく方法でやってまいります。
『薬膳のチカラを心と身体に。中医学の学びを社会に活かす私の活動』~ 学びから生まれた“おいしい社会貢献”のカタチ ~
演者 谷口千尋先生 / 座長 梁蓓先生・桜林玲子先生
学校で学んだ中医中薬と薬膳を、地域や社会の活動に役立てるには?
乳がん啓発のピンクリボン活動の一環として行われるマラソン大会で、ランナーに薬膳スープを提供してきた実体験を中心に、薬膳がもたらす「癒し」や「つながり」についてお伝えします。薬膳を学ぶことで広がる可能性や、日常生活や地域活動への応用のヒントがきっと見つかります。
講師 谷口千尋先生のプロフィール

14:40〜14:50
15:00〜15:30
『未定・現在交渉中です』
15:30
閉会式
受講に際しての注意事項
受講に際していくつかのご注意がございます。
講師の先生方からのお願いでもございますので、参加される方々は、以下のことをご注意してご参加ください。