日本中医会の講座

韓涛先生による中医学講座
『婦人科によく用いる処方②』

講座について

講座内容

講座テーマ
婦人科によく用いる処方②


 中医学は古来より続く伝統医学でありますが、その発祥の頃から女性を大切にしてきた歴史があり、女性を大切にしているからこそ、女性によくある症候について考察が重ねられてきました。

 韓涛先生による婦人科講座が、ここからしばらく続きますが、この講義を通して、中医学は古来より女性の心身を気づかう医学であるという側面を垣間見ることができると思います。

 令和5年7月20日(木)は、日本中医学院の学長であります韓涛先生より、『婦人科によく用いる処方②』についてご講義を賜ります。ご家族やご自身のため、また患者様やお教室の生徒さんのためにも、積極的にご参加いただけたらと思います。

婦人科によく用いる処方①』について

女性特有の生理現象には、月経、帯下、妊娠、出産、産褥・授乳などがあります。また、それらに対して月経病、帯下病、妊娠病、産後病、雑病(不妊症、子宮筋腫)などの疾患があります。

『婦人科でよく用いられる処方②』では、桃核承気湯、芎帰調血飲、加味帰脾湯、人参養栄湯、女神散を解説していきます。

古代中医師は、それらをどう論述していたのでしょうか?
また、その効能や主治証は何なのでしょうか?

本講座では、婦人科でよく使われている処方について、古代医家が論述した効能や応用を解説し、治療応用のポイントを紹介します。

婦人科疾患の臨床の場でよくある症状の軽減や好転にお役立て下さい。

7月20日(木)
婦人科によく用いる処方②』の主な要綱
*桃核承気湯
*芎帰調血飲
*加味帰脾湯
*人参養栄湯
*女神散

- 次回予告 ー
9月
子宮筋腫』

講座の日程

令和5年7月20日(木)10時~12時

講座開催の場所・受講形式

① 日本中医学院にて受講
② Zoomによるオンライン
③ 期間限定の動画配信:平日ご都合がつかない方のために動画配信をいたします。

日本中医会

​〒113-0033
東京都文京区本郷1-8-2 日本中医学院内

■ JR総武線水道橋駅東口より徒歩5分
■ 都営地下鉄三田線水道橋駅A1出口より徒歩2分
■ 都営地下鉄大江戸線本郷三丁目駅より徒歩8分
■ 東京メトロ地下鉄丸の内線本郷三丁目駅より徒歩8分

講座費用

会員  4000円
会員外 6000円

定員

会場    20名
オンライン 制限なし

講座お申し込み・受講に関する注意事項

●お申込み期限(振込み期日)は開催の一週間前までになります。
●欠席、お申込み後の返金、振替えは一切致しておりませんのでご了承下さいませ。
●資料の再配布は致しておりません。尚、資料の無断複写・編集、ネット上での拡散についてもご遠慮下さいませ。
●お振込み後、こちらからの返信は自動返信メールを以て完了となります。お振込み後、直接会場へお越しください。
●講座の録画は一切禁止といたします。
●後日の動画配信などはいたしませんので、ご自身のためにも、ご出席される方は確実にいらしてください。

講座お申し込みページ

以下のボタンを押しますと、STORESのページに移行しますので、ご自身の該当するものを選択して講座料をお支払いください。

お問合せ

日本中医会について、諸々のお問合せはこちらからお申し込みください。

韓涛先生の講座日程

開催時間はいずれも10時~12時となります。

日程テーマ講座案内
5月25日(木)婦人科腹痛講座案内ページへ(終了しました)
6月22日(木)婦人科によく用いる処方①講座案内ページへ(終了しました)
7月20日(木)婦人科によく用いる処方②講座案内ページへ(終了しました)
9月21日(木)子宮筋腫講座案内ページ(終了しました)
10月26日(木)婦人科・美容①・美容に影響する原因講座案内ページ(終了しました)
11月30日(木)婦人科・美容②・美容内治十法講座案内ページ(終了しました)

韓涛先生のプロフィール


桜林玲子先生

1983年北京中医薬大学中医学部卒業。
卒業後中国山西省中医学院講師を二年勤め、その間著名温病学者趙紹琴先生に師事し、一年間温病学を学んだ。
1985年中国中医研究院の大学院に入学。著名中医臨床文献研究者余瀛鰲先生に師事し、中医臨床文献の整理研究を勉強し、1988年卒業、修士号取得。卒業論文「金匱要略注本研究」を「中華医史雑誌」に発表。卒業論文の資料を収集する際に、清代の学者李彣の著作「金匱要略廣注」を発見し、整理注釈出版した。
大学院を卒業後中国中医研究院医史文献研究所に配属され、助理研究員として勤め、余瀛鰲先生の下で「簡明中医辞典」、「中医内科臨床文献滙編」など多数の著作の編集執筆に参加した。中医の歴史そして少数民族の医学史などの研究課題にも携わった。
1994年来日、さくらはり灸院で針灸師の助手を務め、中国語新聞紙「中文導報」の養生薬膳コラムに二年間執筆した。
2002年株式会社薬日本堂に入社、漢方相談員を勤め。
2005年北京中医薬大学日本校の講師を勤め。
2008年医薬品登録販売者の資格を取得。
2011年心理カウンセラーの資格を取得。
2015年料理研究家青山有紀さんの料理本「12が月の薬膳レシピ」を監修。
今現在日本中医学院中医中薬専攻科及び中医薬膳専科、古典などの講師を従事し、薬日本堂の漢方相談員としても活躍中。

みなさまの入会をお待ちしております

 日本中医会は、日本中医学院の公式の校友会として、みなさまに有意義な学びの機会を提供するとともに、校友間のコミュニケーションを深め、そして中医学の理解と普及につとめて参りたいと考えております。
 そこで、本会の趣意にご理解してくださる方々の入会とご支援を賜りたいと存じます。会則などをご一読の上、手続きのほどよろしくお願い申しあげます。
 みなさまのご入会のお申し込みを心よりお待ち申し上げております。