日本中医会について

日本中医学院・学長メッセージ

韓涛学長

日本中医会再構築に際にして

 日本中医会を新しく再構築になりまして、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
 
 日本中医学院(旧国立北京中医薬大学日本校を含み)は中国伝統医学の教育を行い、国際中医師、国際薬膳師、医学気功師の養成を目標にしており、日本国民の健康向上に役立てるような人材を育成しています。

 日本中医会はもうすでに20年歴史がありまして、日本中医学院の卒業生の皆様で構成される同窓会・校友会として、日本での中医学の普及、発展に力を入れています。
 2022年10月、これまでの日本中医会を新しく組み立てるべく、瀬戸先生は日本中医会の新しい会長に就任することになりました。これから、中医学の教育の発展に新しい局面を開くと信じております。

 校友は永遠に日本中医学院のメンバーで、学校の財産と資源となっています。
 日本中医会は学校と卒業生との架け橋となり、学校と卒業生とを緊密に繋がっています。

 学校の卒業生には医療関係者が多く、皆は病院、薬局、鍼灸院、整骨院で働いています。日本中医会は、そういった多くの医療関係者との貴重な関係をもちながら、さらにその他多くの多岐に渡る分野の校友とのつながりをもつことで、よりいっそう可能性に満ちた会となっています。それぞれの得意分野を大切にしながら、校友間の交流、お互いの情報交換の舞台となります。

 今後、校友の皆様が日本中医会の活動、行事をご協力、ご支援することをお願い申し上げます。
 これから、日本中医会の益々のご活躍を心より、ご期待申し上げます。応援させていただきます。

韓涛学長・プロフィール

日本中医学院 学長 教授

1965年生まれ,中国北京中医薬大学准教授、副主任医師,大学院研究生指導教官。国立北京中医薬大学日本校教授、中西医学結合免疫学専攻博士。中国国家衛生部中医師免許試験官。中国北京市教育委員会大学教師肩書き認定審査委員会中医薬グループ長。 中華中医薬学会中薬学会分会委員。中国免疫学会終身会員。中華中医薬学会会員。
1997-1998年 日本国笹川奨学金取得 国立金沢大学にて一年間留学「抗癌剤の癌細胞のApoptosisへの誘導」の研究
2013年 日本国針師、灸師、按摩・マッサージ・指圧師免許取得
2004年 国立北京中医薬大学日本校に勤務
数十篇(部)論文(著作)を発表;国からの多項科学研究項目を主管する
現在の仕事:中医薬の教育、研究、臨床に従事
得意分野:免疫疾病の中医薬研究と治療発表された代表する論文:
 1.中西医結合で重症筋無力症の治療の検討
 2.重筋霊の免疫調節作用とそのメカニズムについての実験研究
 3.重筋霊はEMAG鼠血清IL-4、IFN-rレベルに対する影響
 4.重筋霊はEMAG鼠の免疫調節作用に対する実験研究
 5.不整脈における中医学治療の臨床方剤組成研究
その他多部の著作が出版された。