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信州人蔘復活へ奮闘

国産の生薬へ

 最近、いろいろなものが値上がっていますね。
 電力、コロナ禍、ウクライナ情勢、金融政策など、さまざまな作用が加わっているので、なかなかこの傾向はすぐには変わらないようです。

 こういった状況は漢方薬にも影響を与えています。
 中国国内では、中国国民の漢方薬への回帰が進んでいるようで、生薬がかつてないほど高騰しているようです。とくに酸棗仁などはまだまだ高騰が止まらないようです。

 そんなことを聞くと、国内で生薬を生産することができないものか?と思ったりもしますよね。

 今回は、オタネニンジンの生産に力を入れているニュースをご紹介いたします。

 江戸時代、各地域で殖産興業が奨励された時期がありましたが、そのときに信州では人参の栽培が行われるようになり、藩の財政に大いに寄与したことがあるそうです。
 そのオタネニンジンの栽培を復活しようと取り組んでいる方々のニュースです。

 漢方薬にはさまざまな生薬が利用されていますが、全てとはいかないでしょうが、オタネニンジンのような代表的なものからでも栽培が進むといいですよね。

投稿者プロフィール

SetoIkuyasu
SetoIkuyasu日本中医会・会長

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