『浮世絵と中国』太田記念美術館
本日曇り空のなか、原宿にあります太田記念美術館に行ってまいりました。
太田記念美術館は小さい美術館ではありますが、日本でも珍しい浮世絵専門の美術館です。
江戸時代に花開いた浮世絵の世界を、さまざまな切り口で展覧会をしている貴重な存在です。
2023年1月15日からは、『浮世絵と中国』と題された企画展をしております。
浮世絵は、当時のさまざまな町民文化が描かれているものですが、『三国志演義』や『水滸伝』などの中国の物語が題材になることも多かったようです。
私たちが学んでいる中医学は、もちろん中国発祥の医学体系。
その医学体系は日本に輸入され、日本で独自に揉まれてきました。
日本と中国は、古来より切っても切れない関係であることが、浮世絵を観ていてもわかりますね。
中医学とは直接関係がない企画展ではありますが、浮世絵を通して、こうして日本と中国の文化的交流がずっと続いてきたということを感じることは、また中医学を学ぶ姿勢にもつながっていくのではないかと思います。
会期が短いですので、ご興味のある方は万障繰り合わせの上足をお運びくださいませ。
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