日本中医会の講座

韓涛先生による中医学講座
『子宮筋腫』

令和5年9月21日・韓涛先生・婦人科講座・子宮筋腫についての中医学

講座について

講座内容

講座テーマ
子宮筋腫


 中医学は古来より続く伝統医学でありますが、その発祥の頃から女性を大切にしてきた歴史があり、女性を大切にしているからこそ、女性によくある症候について考察が重ねられてきました。
 そのため、これまで女性用に組成された漢方薬はたくさんあります。
 近年は女性の社会進出にともなって、日常生活を向上していく中医学・漢方薬・東洋医学がより必要になってきており、かつ、その価値が高まっております。

 令和5年9月21日(木)は、日本中医学院の学長であります韓涛先生より、『子宮筋腫』についてご講義を賜ります。中医学でどのように対処するのか、貴重な講義になると思いおます。
 ご家族やご自身のため、また患者様やお教室の生徒さんのためにも、積極的にご参加いただけたらと思います。

『子宮筋腫』について

子宮筋腫はよく見られる女性の良性腫瘍です。30-50歳に多発するものですが、実は子宮筋腫の病因はまだはっきりわかっていません。しかし、子宮筋腫は、女性ホルモンとの関わりが深いことが少しずつ証明されてきています。
現代医学では、主に薬物と手術治療を行うことになります。
一方、中医学においては、子宫筋腫は癥瘕の範囲に属しますが、必ずしも桂枝茯苓丸で治療するわけではありません。中医学では、子宮筋腫を起こす原因が色々あることを考察しており、それによって治法、処方も異なります。本講座は中医学の子宮筋腫への認識、弁証、治療方法を紹介します。
近年、子宮種の相談が増えておりますので、この機会を逃さず、日々の臨床に役立てていただけたらと思います。



- 次回予告 ー
『婦人科・美容①・美容に影響する原因

講座の日程

令和5年9月21日(木)10時~12時

講座開催の場所・受講形式

① 日本中医学院にて受講
② Zoomによるオンライン
③ 期間限定の動画配信:平日ご都合がつかない方のために動画配信をいたします。

日本中医会

​〒113-0033
東京都文京区本郷1-8-2 日本中医学院内

■ JR総武線水道橋駅東口より徒歩5分
■ 都営地下鉄三田線水道橋駅A1出口より徒歩2分
■ 都営地下鉄大江戸線本郷三丁目駅より徒歩8分
■ 東京メトロ地下鉄丸の内線本郷三丁目駅より徒歩8分

講座費用

会員  4000円
会員外 6000円

定員

会場    20名
オンライン 制限なし

講座お申し込み・受講に関する注意事項

●お申込み期限(振込み期日)は開催の一週間前までになります。
●欠席、お申込み後の返金、振替えは一切致しておりませんのでご了承下さいませ。
●資料の再配布は致しておりません。尚、資料の無断複写・編集、ネット上での拡散についてもご遠慮下さいませ。
●お振込み後、こちらからの返信は自動返信メールを以て完了となります。お振込み後、直接会場へお越しください。
●講座の録画は一切禁止といたします。
●後日の動画配信などはいたしませんので、ご自身のためにも、ご出席される方は確実にいらしてください。

講座お申し込みページ

以下のボタンを押しますと、STORESのページに移行しますので、ご自身の該当するものを選択して講座料をお支払いください。

お問合せ

日本中医会について、諸々のお問合せはこちらからお申し込みください。

韓涛先生の講座日程

開催時間はいずれも10時~12時となります。

日程テーマ講座案内
5月25日(木)婦人科腹痛講座案内ページへ(終了しました)
6月22日(木)婦人科によく用いる処方①講座案内ページへ(終了しました)
7月20日(木)婦人科によく用いる処方②講座案内ページへ(終了しました)
9月21日(木)子宮筋腫講座案内ページ(終了しました)
10月26日(木)婦人科・美容①・美容に影響する原因講座案内ページ(終了しました)
11月30日(木)婦人科・美容②・美容内治十法講座案内ページ(終了しました)

韓涛先生のプロフィール


桜林玲子先生

1983年北京中医薬大学中医学部卒業。
卒業後中国山西省中医学院講師を二年勤め、その間著名温病学者趙紹琴先生に師事し、一年間温病学を学んだ。
1985年中国中医研究院の大学院に入学。著名中医臨床文献研究者余瀛鰲先生に師事し、中医臨床文献の整理研究を勉強し、1988年卒業、修士号取得。卒業論文「金匱要略注本研究」を「中華医史雑誌」に発表。卒業論文の資料を収集する際に、清代の学者李彣の著作「金匱要略廣注」を発見し、整理注釈出版した。
大学院を卒業後中国中医研究院医史文献研究所に配属され、助理研究員として勤め、余瀛鰲先生の下で「簡明中医辞典」、「中医内科臨床文献滙編」など多数の著作の編集執筆に参加した。中医の歴史そして少数民族の医学史などの研究課題にも携わった。
1994年来日、さくらはり灸院で針灸師の助手を務め、中国語新聞紙「中文導報」の養生薬膳コラムに二年間執筆した。
2002年株式会社薬日本堂に入社、漢方相談員を勤め。
2005年北京中医薬大学日本校の講師を勤め。
2008年医薬品登録販売者の資格を取得。
2011年心理カウンセラーの資格を取得。
2015年料理研究家青山有紀さんの料理本「12が月の薬膳レシピ」を監修。
今現在日本中医学院中医中薬専攻科及び中医薬膳専科、古典などの講師を従事し、薬日本堂の漢方相談員としても活躍中。

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